ピザ(ハンドミキサーHM-050SJ 使用実験)
ハンドミキサーを購入してしばらく経ったが、使っていないアタッチメントがあった。パン・ピザ生地捏ね専用の「ビーター」と言うものだ。
以前のエントリに書いたが、クイジナートのハンドミキサーは最新型の「HM-060SJ」にだけこのビーターが付属している。ただし、本体の性能は私が購入した「HM-050SJ」と変わらず、ビーターさえ手に入れればこちらの050でもパン・ピザ生地を捏ねることが可能になる。
で、そのビーターを使ってピザを作ろうと思った。
今までピザ生地作りをしてきた中で、なんとなく捏ね方が良くないせいで仕上がりが今ひとつ何じゃないかと感じてきた。それをこのハンドミキサーで改善できればしめたものだ。
そもそも、プロはこんな感じのミキサーを使って生地を作るらしい。
レマコム 業務用卓上型ミキサー 10クォート RM-G10A 様々な生地作りに対応した業務用卓上型ミキサー
- ジャンル: 家電・AV・カメラ > キッチン家電 > ジューサー・ミキサー > ミキサー
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(これはイメージ)
ということは機械を使ったほうが安定するということなのでは・・・?
今回の分量は以下
・ピザ粉:200g
・海塩:6g
・水:120g
・イースト:2g
前もやったけど手順をおさらいしていく。
まず水と塩を混ぜ合わせる(しっかり溶かす)。
イーストは粉少量と混ぜ合わせる。
粉の半分~2/3くらいを塩を溶かした水に入れ混ぜ合わせる。
こんな感じにドロドロになるのでイーストも投入する。
この後は手でまとめながら、少しずつ残った粉を加えつつ捏ねていくのだが・・・。
今回はこいつを使う。
この先端のアタッチメントがビーターだ。
先がS字フックのようになっている。この独特の形状が生地をしっかり掴んで捏ね上げる・・・のだろう。
メレンゲを作るときなどは高速で回転させるが、パン・ピザの際は低速で回転をさせるらしいのでスピードは「1」で早速起動。
パワフルな駆動音であっという間に生地をまとめ上げていく。
時折、生地が蛇のようにビーターにまとわりつき上ってくる。不気味。
やはり手で捏ねるようにボールの壁面についた粉を削ぎ落としながら丸くしていくといった動きは出来ないので適宜サポートしていく必要がある。
結構ブチブチちぎれる。2~3分ほどやっていると完全にまとまって生地らしくなってきた。その後は、手でまとめてから仕上げるのだろうがしつこくハンドミキサーで捏ねようとしてみた。
しかし、生地のグルテンが固くなってくると流石に160wのパワーであっても段々と力負けしてきて回転のスピードもより遅くなっていく。
最終的には本体の熱が上がってきてモーターからミニ四駆を全開走行した直後のような危険な匂いがしてきたので止めた。
最後は手でまとめてこうなった。
ここまでに至る時間は今までの1/3以下になった。
あとは完成形だが・・・。正直この段階ではいつもとそんなに変わらないように思える(柔らかさとか伸びとか)。
とりあえずこのあと1時間ほど固く絞った濡れ布巾をかぶせてから1時間寝かせる。
1時間後。
膨らむのでガスを抜いて、軽く捏ねてから2等分し、打ち粉をしたバットに並べる。
あとはラップをしてからアルミホイロをかぶせ、4時間寝かせる。
(空気穴は開けておく)
4時間経ったら伸ばして焼く。
伸ばす辺りの写真が客人が来たため無い。
まぁ、表面に若干スが入っていて出来はあんまりよくなかった。
例のピザ焼き機で5分ほど焼いたものがこれ。
具はトマトソース、ルッコラ、プロシュート。
プロシュートはなんとなくスライスしたものを200g買ったら全然減らないので乗せてみた。形が楕円になってしまって最悪。
丸くするのもテクニックがいるのだが、生地の伸びが悪いためどうにもうまくいかない。
もう一枚はやはりイタリア産サラミの薄切り(客の持ち込み)と、パルミジャーノパウダー乗せ。パルミジャーノは旨味が出てなかなかよかった。
ピザ生地は形をまとめるまではハンドミキサーを使うといいということはわかったので、あとはその後の捏ね時間と、イーストも少し工夫してみようかと思う・・・。
あと全然足りなかったのでパスタ500g茹でて、カラスミパスタとトマトソースパスタにして食べました。
2kg太りました。
デブ。