和牛切り落とし消費メニュー①(牛丼/ハンバーグ)
冷凍していた和牛切り落としをいい加減どうにかしなければならない。
7月に買ってからなんとなく食べる機会がなくズルズルここまで来てしまった。
(買ったのは↓)
で、とりあえず解凍した。
すごい脂の入りだ。普通に考えればすき焼きにするのが良さそうだが、残念ながら我が家には自分一人しかいないし、休みが合う知り合いもいない。
そこで、まずはグレードの高い牛丼を作ってみようと考えた。
具はシンプルに牛肉と玉ねぎ、生姜のみ。レシピはこちらを参考にさせて頂いた。
作り方はリンク先とほぼ同じだが、一応載せてみる。
合わせた調味液と、くし切りにした玉ねぎを鍋に入れ火にかける。
沸騰したら牛肉を投入。
適宜アクを取りながら弱火で20分ほど煮込む。
が・・・なぜかアクがあまり出ない。肉の質がいいからだろうか
煮上がる直前に、大きめの肉を更にin。
しゃぶしゃぶのようなレア状態でも食べたかったのでこうした。
あとはその他オプションと盛り付けて、完成(ネギ・卵・七味)。
※奥に写っているのはナスの煮浸し
シンプルなだけに肉の味わいが活きて美味い。脂は多いが、甘辛い味わいがうまくしつこさと同調してバクバクいける。もう少し下品なくらい甘辛くしても良かったかも。
さて、ここまで使った肉は200g程度で、まだ300g残っている。ということで翌日(つまり今日だが)は贅沢にこの肉を使ったハンバーグを作ってみることにした。
この選択が失敗だったわけだが・・・・・・・。
肉の残量は正確に測ると285gだった。
これを使い、以下の分量でハンバーグのタネを作る。
(分量)
・肉 285g
・塩 3g
・卵 1個
まずは肉と塩だけをフードプロセッサーに入れて粉砕。
なんかやたらと肉の色が白い、脂が多いせいだ。この時点で一抹の不安がよぎった。
ここに卵を投入、さらに混ぜる。
混ぜる・・・。
どうしてこうなった!!もうペーストやん!!
ちょっと前に話題になったマックのピンクスライム肉にも見える・・・。
もうなんならこのままディップとして食べたほうがマシなのではないかとすら思えるペースト感である。
だがここまで来たらもう戻れない、なんとか成形して焼く!
少しでも作業をしやすくするために冷凍室でしばらく寝かせてから、可能な限りすばやく成形し、熱しておいたフライパンに投入。
うわぁ・・・。ネギトロかな?
粒子が細かすぎるせいか脂がぐんぐん漏れ出していく。しかもやわらかすぎて、ひっくり返そうとしても形が崩れるためなかなかうまくいかない。
それでも表面だけは固めたいので完全にやけくそでガスバーナーを使用。
何作ってんだこれは。
ダメ押しで200度のオーブンで5分加熱。
ここまでやってこのザマ。こっちの面はまだまともに見えるけど、裏をみるとコンビーフを焼いたのかな?としか見えない状態。
食べてみると脂・肉汁が抜けてバサっとした食感。おかげで全部食えたという部分もあるが、ハンバーグとしては0点である。昨日の残りのナスの煮浸しの方が10倍美味かった。
もうわかりきってるけど敗因は肉。そもそもあんなに脂の多い霜降り切り落としで作るべきではなかった。牛肉100%ハンバーグは赤身の分量が脂よりもずっと多くなければならないのだ(多分)。それと、ミンチ具合ももっと粗くすべきだった。なんなら包丁で叩いたほうが良かった。
ハンバーグの世界は深い・・・。
そして肉はまだ500gある。どうしよう。