低温調理器の到着と絶望
土砂降りの雨の中、かねてから注文していた低温調理器を
近くの運送便窓口に受け取りに行った。
購入したのは「Razorri RZ-09」という低温調理器。
有名なAnovaより安く1300wとというパワフルさを評価してこの機種にした。
(あとで確認したら1100wだった)
箱がけっこうかっちりしていて信頼感があった。
箱を開けると若干翻訳が怪しい日本語説明書が入っていたが、カラーの厚紙に
裏表だけで説明されておりなんとなく不安感がある。
開けてみると意外にデカい。
外装はプラスチックで、裏側のクリップ部のみ金属。電源を入れなければ
上部の操作盤はどこになにがあるかわからない。
下の方にいくつか穴があり、ここから水を吸い込んで温めるようだった。
(ちなみに手前に写っているのは同じく本日受け取った36cmのボール、
ピザ生地をより効率的に作るために購入)
で、さっそく試運転ということで豚のヒレ肉を低温調理することにした。
電源を入れたあとの表示がなんとなく近未来感があってかっこいい。
そして思いの外水温があたたまるスピードも早い。かなりのパワーを感じる。
温度と時間の設定は、wifiで接続したスマートフォンを使ってアプリ上で管理も可能。
調理の世界の進化に酔いしれる・・・一人なのになぜか笑いが止まらなかった。
が、喜びもつかの間。水温が40度を超えたあたりでビープ音が鳴り響き
RZ-09は停止。表示部には「E3」というエラーメッセージが出ていた。
海外の公式HPを調べてみると、E3とは水が入っていない、もしくは温度が上がり
水が蒸発して少なくなっている場合に表示されるエラーのようであった。
水量が足りなかったのか?それとも多かったのか?と試行錯誤を一時間ほど
繰り返すが、症状は改善できず。一度バックカバーを外した際に起動するように
なったが、しばらく経てばやはり停止。
その間、床に水はこぼすわ入れ物をいくつも入れ替える羽目になるわで散々だった。
おそらくだが、内部のサーモスタット部分に不良があるのではないかと思う。
明日完全に乾いた状態から再起動し、それでもまともに動作しないなら
購入店舗に連絡し返品をしよう・・・。
最初からAnovaにすればよかったのか・・・。
嗚呼